こんにちは。
クリニカルカイロプラクティックあわやま 渡邉です。

前回の続きで「月うさぎ」について調べてみました。
なぜ、お月見は犬でも猫でもなく、うさぎなんだろう?と思い、調べるといくつか出てきました。

その中でインド神話が気になったのでご紹介します。

昔、仲良く暮らす「うさぎ」と「きつね」と「さる」がいて、「自分達が獣の姿なのは、前世で何か悪いことをしたからではないだろうか。せめて今から人の役立つことをしよう!」と話し合っていたそうです。

この話を聞いていた帝釈天は、それならばと老人に姿を変え、3匹の前に現れます。
そして「お腹が空いて動けないから、何か食べ物を恵んでほしい。」と話すと、3匹は人の役に立てると喜び、老人のために食べ物を集めに行きました。

さるは木の実や果物、きつねは魚を取ってきましたが、うさぎは何も持ってくることができませんでした。
すると、うさぎは「私は食べ物をとる力がないので、私を食べてください。」と言いました。
そう言うと火の中に飛び込み、自分の身を老人に捧げました。

これを見た老人は、帝釈天の姿に戻ると「お前達の優しい気持ちは、よく解った。今度生まれ変わるときには、きっと人間にしてあげよう。それにしても、うさぎには可愛そうなことをした。月の中に、うさぎの姿を永遠に残してやろう。」

こうして、月にうさぎの姿が残ることになったのです。

切ないけれど、どこか心が温まる神話ですよね。
動物達が「人の役立つことをしよう!」と思い、行動したのも良い話だと思いました。

思い返せば、私も人の役立つ仕事がいいな~と思いカイロプラクティックの資格を取りに行きました。カイロプラクティックの資格について、少しでも興味がある方、第一歩を踏み出し行動すると人生が変わるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

渡邉